高所作業車オペレーターの給与はどのくらい?平均年収や給与UPのポイントも解説

高所作業車オペレーターの給与はどのくらい?平均年収や給与UPのポイントも解説
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高所作業車オペレーターとは、クレーン車を操縦し荷物や資材を移動させる職種です。

「クレーンオペレーター」や「クレーン運転士」とも呼ばれ、工場や建設現場などで活躍しています。

場合によっては深夜まで作業が続く体力的にも精神的にも負荷がかかりやすい仕事なので、会社によっては手当を細かく設定していることがあります。

今回は、そんな高所作業車オペレーターの平均給与や平均月収、給与UPのポイントを解説いたします。

高所作業車オペレーターの給与はどのくらい?

高所作業車オペレーターの給与に関しては、基本的に会社によってある程度は変わってきます。

平均年収や月収、賞与については次の通りです。

高所作業車オペレーターの平均年収

高所作業車オペレーターの平均年収は460万円程度と言われています。

日本人の平均年収は300〜400万円と言われており、高所作業オペレーターはそれを上回る年収となっているため、工事現場でも待遇が良い部類に入る職種です。

平均年収ランキングでも15位に入るほどなので、高みが目指せる業種であることは間違いありません。

年収の推移は2015年から460万円前後を保っているため、年によって低いなどはなく、男女別でみても変化はありません。

高所作業車オペレーターの平均年収の男女比は男性が約461万円、女性は449万円となっており、性別によってかなり差があるということもなく、労働時間や、継続年数に応じて変動します。

ただ、地域や会社の規模によって年収は変わり、規模の大きい企業であれば、年収500万円を超える場合もあり、地方よりも都会の方が年収は高い傾向にあります。

そのため、高い年収を希望するのであれば、都会の大きい企業で就職するのがおすすめです。

高所作業車オペレーターの就ける仕事については、「高所作業車の免許のとり方や就ける仕事まとめ」の記事で詳しく解説していますので、併せてお読みになってみて下さい。

高所作業車オペレーターの平均月収

高所作業車オペレーターの平均月収は34万円前後と言われています。

高所作業車オペレーターは専門性が求められる仕事となるので、自身のスキルアップ次第で昇給も狙うことができますし、スキルや経験値を積み重ねることで、定年まで安定した収入を得ながら働くことができます。

また、高所作業車オペレーターは日給制か日給月給制が多いです。

日給制だと勤務した日数で自分の給与額が決まるので、安定して収入が入るとは言いにくいです。

日給月給制では、前もって自分が一ヶ月で何日働くかを決めて、働く日数×1日単価で給与が決まるので、日給制よりも高収入が期待できます。

ただし、普通の月給制の仕事とは違い、遅刻をしたり欠勤をしたりすればその分給与が減額されてしまいますので、注意が必要です。

結果、日給月給制は、日給制よりは安定していますが、月給制よりは不安定ということになります。

高所作業車オペレーターの平均賞与

高所作業オペレーターの平均賞与は48万円となっており、企業の規模や、扱っているクレーンの種類によっても変動してきます。

ただ、企業や地域などによっても差があり、規模が大きい会社や都会の方は賞与も高く、その反対に規模が小さく、田舎の方は賞与も少ない傾向にあります。

ただし、経験を積み重ねることにより、賞与のアップも狙えるので、継続することが大切です。

ただし、一口に高所作業車オペレーターと言っても、取得している資格の種類によって年収は大きく異なる!

高所作業車オペレーターは取得している資格の種類によって年収が変動します。

高所作業車オペレーターの資格の種類と年収は以下の通りです。

  1. 移動式クレーン運転士免許 年収370万円前後
  2. 大型特殊免許 年収400万円〜
  3. 玉掛け技能講習 年収400万円〜
  4. 建設機械施工技師 年収400万円〜500万円

移動式クレーン運転免許はその名の通りクレーンを操縦することができる資格で年収は370万円です。

大型特殊免許の年収は400万円〜となっており、専門性が高いため一般作業員の方より年収相場は高くなっています。

また、玉掛け技能も同じく400万円〜となっていますが、玉掛けは女性の場合400万円を下回る可能性もあります。

建設機械施工技師は、400万円〜500万円と言われていますが、人によっては500万円〜800万円稼ぐ方も。

このように高所作業車オペレーターは持っている資格によって年収は大きく異なってきます。

高所作業車オペレーターが給与をUPさせるための3つのポイント

せっかく高所作業車オペレーターの資格を取得したのなら給与アップを狙いたいところ。

高所作業車オペレーターが給与をアップさせるためのポイントは以下の3つです。

  • 許容重量が大きい高所作業車を操作できる資格を取得する
  • ある程度大きな規模の会社に勤める
  • 地方ではなく首都圏で働く

それぞれのポイントについて具体的に紹介します。

ポイント1:許容重量が大きい高所作業車を操作できる資格を取得する

高所作業車オペレーターは能力や許容重量が大きい高所作業車を操作できる資格を取得することで給与がアップします。

吊り上げる重量が重いほど操縦の難易度が上がるので、給与が高くなる傾向があります。

例えば、よく建築現場で見かける移動式クレーンの平均月収は30万円以上。

港などで稼働させるガントリークレーンは、操縦するのが難しく、慣れるまで時間がかかるため、月収40万円以上になります。

このように許容重量が大きい高所作業車を操作できる資格を持っていると給与もアップしていきます。

ポイント2:ある程度大きな規模の会社に勤める

高所作業車オペレーターの給与を上げるためには小さい規模の会社よりも、大きな規模の会社に就職することをおすすめします。

基本的に、規模が大きい会社は給与も高めであり、1,000人近くを抱えるような規模の会社だと年収で500万円を超える人もいます。

ポイント3:地方ではなく首都圏で働く

高所作業車オペレーターの給与アップを狙う場合は、地方ではなく首都圏で働きましょう。

元々の求人数が違うというのもありますが、地方と首都圏では仕事量が全く違います。

首都圏ではビルが建て替えや、大規模な工事が1年中行われているので、自然と給与も高くなります。

ですが、地方だと大規模な工事等が少ないので給与も低いのが現実です。

例外として、地方でも大規模工事が行われている地域では給与が高い場合もあるので、一度調べて見ることをおすすめします。

高所作業車オペレーターは、キャリアアップを重ね技術を習得していくことで着実に年収アップを目指せる仕事!

今回は高所作業車オペレーターの給与はどのくらいなのか、平均年収や給与アップのポイントなどを紹介しました。

高所作業車オペレーターは他の業種に比べて月給、年収共に高い傾向にあります。

ですが、取得している資格の種類、会社の規模や地域によって給与は異なり、経験を重ねて、技術をより多く取得していくことで、年収アップが目指せる仕事なので、十分やりがいのある仕事であるといえます。

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